パリ空港公団の子会社Hub One、空港データ取引プラットフォーム 「Hub One DataTrust」にフランスDawex(ダウェックス)社のテクノロジーを採用

2023年6月13日

2023年6月13日(パリ)、データ取引ソリューションのリーディングカンパニーであるフランスのDawex(ダウェックス)は本日、ADPグループ (パリ空港公団)の子会社であるHub Oneが、空港データ取引プラットフォーム「Hub One DataTrust 」の開発にあたり、Dawex社のデータ取引技術を採用したことを発表しました。

Hub Oneは、空港データのエコシステムの統合と価値向上を目指し、データ仲介サービスプロバイダーの役割を定めたデータガバナンス法などの規制要件を満たす、安全で信頼できる環境を構築するため、Dawexの技術を利用します。Dawex社は、専門性、データ取引ソリューションの柔軟性、洗練性を評価され、国際入札の結果、選ばれました。

「空港データの活用は、Hub Oneにとって戦略的な重要性をもっています。データエコシステムの構築は当社の戦略の中核であり、市場で最も堅牢なデータ取引プラットフォームソリューションに頼る必要がありました。パートナー、サプライヤー、顧客間のデータ流通を加速させるために、ビジネス、技術、規制に関する専門知識を持つDawex社を選択しました。」 と、Hub Oneの子会社Hub One DataTrust社ゼネラルマネージャー、Jean Sébastien Mackiewicz氏は述べています。

Dawexのデータ取引プラットフォームにより、組織はあらゆるビジネスケースにおいて、データ製品を信頼して配布・共有することができます。オープンで安全、コンプライアンスに準じたシステム構造を持つDawexのソリューションは、Gaia-X Trust Frameworkの原則を実装し、データエコシステムのオーケストレーション(情報管理)を促進することで、迅速に運用利益をもたらします。

「Hub Oneが空港データ交換プラットフォーム「Hub One DataTrust」にDawexのデータ取引技術を採用したことを大変うれしく思います。Dawexは、その技術的なブレークスルーを実証し、信頼できる安全なデータ取引プラットフォームの導入を可能にしました。データ交換はイノベーションの触媒であり、世界が直面している環境、経済、社会の課題に対処するために不可欠です。」とDawexの共同CEOであるファブリス・トッコ(Fabrice Tocco)は述べています。

今回のプロジェクトで Hub OneはDataikuのデータプロジェクト開発プラットフォームのインテグレーターとして、富士通株式会社と協業しています。

Dawexについて

Dawex はあらゆるビジネスケースに対応し、信頼性のあるデータ製品を流通させるデータ取引ソリューションのリーダー企業です。Dawexのソリューションであるデータ取引プラットフォームにより、企業はデータマーケットプレイスデータハブを基盤としたデータエコシステムを構築し、規制要件を満たし、トレーサビリティやセキュリティの課題に対応することができます。世界経済フォーラムからTechnology Pioneerを受賞したDawexは、「Trusted Data Transaction」に関する国際標準化プログラムの創始者です。2015年に創業したDawexは、本社をフランスに構え、欧州、アジア、北米、中東へ事業を拡大しています。

 

本件に関するお問い合わせ

フランス大使館 貿易投資庁-ビジネスフランス 松木 03-5798-6149  |  asako.matsuki@businessfrance.fr

 

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