Data4Industry-X が産業界の持続可能性と競争力向上のため OPC UA プロトコルとのインターフェイスおよび Eclipse Dataspace Components の使用により 複数の産業データエコシステムを近づける
産業界の関係者が運用効率を改善し、脱炭素目標を達成できるように、柔軟性が高く、高度なデータ取引ソリューションを提供します
パリ、フランス - 2024年4月22日 - 産業界向けの信頼できるデータ取引ソリューションである Data4Industry-X は、その活発な活動により、競争力強化とカーボンフットプリントの最小化を目的として、業界でも最も総合的で柔軟性の高いソリューションを産業界の組織に提供します。Data4Industry-X は Gaia-X Lighthouse プロジェクトとして認められており、Manufacturing-X イニシアチブにも貢献しています。Data4Industry-X ソリューションは、市場でも最先端の、セキュアで規制に準拠したデータ取引テクノロジーを活用し、世界的な組織、支社、サプライヤーの間でのデータや情報取引を加速するために設計されています。
AIF (Alliance pour l’industrie du futur) から支持され、当初は発電産業および自動車市場に対応していた Data4Industry-X は、国境や企業、工場の枠組みを越えた産業データ取引を提供するため、Dawex、Schneider Electric、Valeo、CEA、および Prosyst のテクノロジーと産業における専門性を結集させています。
産業界では工場、店舗、サプライヤーなど、世界中に製造拠点が分散しています。このような組織では、イノベーションや業務効率の向上を実現して競争力を高めるだけでなく、CO2 排出量を低減して、サステナビリティにおける義務を達成・報告する能力が求められます。
すべての産業界関係者のデジタルトランスフォーメーションを支え、あらゆる規模の組織を網羅する魅力的な産業データエコシステムの創出を目的とした Data4Industry-X ソリューションは、Dawex データ取引テクノロジーを活用しています。このソリューションはオープンで特定のクラウドサービスに依存しないアーキテクチャを基にしており、安全で信頼でき、独立し、規制に準拠し、 事実上の業界基準である Gaia-X の基準を実装したデータ取引環境を提供します。このようなテクノロジーを実装した Data4Industry-X ソリューションは、Eclipse Dataspace Component フレームワークを使用し、データスペース間での簡単な相互運用を可能にします。さらに、UDC (Unified Data Collector) Prosyst ソリューションにより、Data4Industry-X はOPC UA プロトコルとつながることで、産業データを取得し、それらのデータをより広大なエコシステムで大規模に取引できるようにします。
Data4Industry-X は、テクノロジーと産業における専門性を基盤とすることで、特定のものに依存せず、産業界向けの最も柔軟性が高い高度なデータ取引ソリューションになります。また、データ法やデータガバナンス法などの欧州の新しいデータ規制にも準拠して設計されており、どのような産業の状況でも、あらゆる種類の企業で運用することができます。
Data4Industry-X ソリューションは、あらゆる業種のさまざまな規模の組織が産業データを安全に取引、配布、価値を高められるようにすることで、最終的には運営効率を改善し、脱炭素目標を達成できるように、産業データエコシステム全体をつなぎます。
「Data4Industry-X は非常に高度なデータ取引ソリューションを展開するために活発な活動を続けており、データ流通を活用してイノベーションを加速させ、カーボンフットプリントをより最適にコントロールし、競争上の優位性を確立することを目指しています」と、Dawex の共同 CEO であるローラン・ラファイは述べています。「Data4Industry-X は最終的に産業界のあらゆる規模のすべての関係者に力を与え、データ取引に取り組み、データの可能性を最大限に引き出すことで、回復力のある持続可能な産業エコシステムの促進に貢献します。」
Data4Industry-X はフランス政府の「フランス 2030 (France 2030)」イニシアチブ、および欧州連合の次世代プログラムのサポートを受けています。
プレス関係者連絡先 コミュニケーションおよびマーケティング担当副社長 Isabelle Joulot
